【沖縄の共有土地】
【土地を親や兄弟と一緒にもっているとどうなるの?】
私は相続した土地のご相談を受けることも多いので、
親や兄弟と一緒に土地を持っている、
いわゆる「共有土地」の
ご相談を受けることも多いです。
「共有」と聞くと、なんだか揉めるイメージを
持ってらっしゃる方も多いかもしれません。
それだけでなく、ご兄弟や相続人の中には
こういう書類や手続き関係は得意だから
苦にならないよ~私!やるよやるよー!
という張り切ってできる方もいれば、
どうも苦手で活字も見たくない!
という方もいらっしゃると思います。
私の父も完全にこのタイプ笑
最近は香典に自分の名前も書こうとしない(;´・ω・)
ただ、相続するときにいずれその土地を
売却して売却資金を兄弟間でわけることが
決まっているにもかかわらず、そういった理由で
ご長男おひとりの名義でとりあえず相続登記
を済ませ、数年後に土地を売却するというケースがあります。
その場合、売却資金を兄弟間でわけるときに
資金を受け取る側に、
「贈与税」がかかってしまいます。
以前ご相談を受けた案件はまさにそれで
そのまま売却して売却資金をわけるとなると
贈与税がかなりの額になることが判明し、
一旦売却活動をストップしました。
そして売却資金を受け取ることが決まっている
兄弟をすべてその土地の名義にいれて、
単独で持っていた土地を共有土地にかえて
時期をみて再度売却活動を再開しました。
そのご家族に相続当時のことを聞くと
相続人のお一人に行為能力に制限のある方がいた為
生前の被相続人に遺言書を書いてもらって
一旦すべて長男が継ぐことになったんだそうです。
「あとで売ってわけようね~」と
兄弟間では口約束していたようですが
残念ながら当時担当の税理士さんにはちゃんと
伝わってなかったのかもしれません。
そんなこともありますので、
専門家には
「こんなこと言っても関係ないかな?」
「時間も限られてるし無駄話しても迷惑かな?」
と遠慮はせず!(・ω・)ノ
なんでも伝えておくのがお勧めです。
意外なところを拾われて
「〇〇さん、そんなお考えもあるのでしたらこういう方法もありますよ」
と専門家ならではの意外な角度からの
アドバイスもあるかもしれません。
今はなんでもネットで調べられる時代、
そんな時代だからこそ、地元で現場に
携わっている専門家の生の声が
暗黙知となり価値が増している気がします。
共有地や借地、不動産の権利調整などで
お悩みがありましたら
株式会社エージェントにご相談ください。
初回ご相談無料です。
※2024.5追記※
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